『アビー・ロード 50周年記念盤』全曲感想。聴き比べも【B面】!




いよいよあのB面突入です!興奮は止まらない。感動の涙も止まらない。

It Was 50 Years Ago Today!!

さてさて、『アビー・ロード』50周年記念エディション・ディスク1(オリジナルアルバム)の2019 ステレオ・リミックスのA面の全曲感想に引き続き、今回はB面の感想です!

A面についてくわしくはこちら

『アビー・ロード 50周年記念エディション Disc 1』アルバム情報

『Abby Road 50th Anniversary Edition』 

2019年9月27日リリース

Disc 1 2019ステレオ・リミックス

M-1 Come Together
M-2 Something
M-3 Maxwell’s Silver Hammer
M-4 Oh! Darling
M-5 Octopus’s Garden
M-6  I Want You (She’s So Heavy)
M-7 Here Comes the Sun
M-8 Because
M-9 You Never Give Me Your Money
M-10 Sun King
M-11 Mean Mr. Mustard
M-12 Polythene Pam
M-13 She Came in through the Bathroom Window
M-14 Golden Slumbers
M-15 Carry That Weight
M-16 The End
M-17 Her Majesty


モスコの採点

『Abby Road 50th Anniversary Edition』
(5.0)

モスコ

ほんとは5つ星×4億だよ!
2019 ステレオ・リミックスは臨場感と艶っぽさがすごい!
こりゃあまたしばらくは祭りですね

以下、あくまで感覚的な感想ですので、あしからず、ですよ。

『アビー・ロード 50周年記念エディション Disc 1』B面感想

M-7 Here Comes the Sun

これは変わったとこはあまり見当たりませんが、音がいい!

ただただ聴き惚れる。

シンセが箇所によっちゃあ少し小さめになったり大きめになったりしてる気がする。ジャイルズの細かい仕事振りが伺われます。

この曲の、50周年記念エディションのPVができたようです。

写真のアウトテイクをパラパラ漫画のように連続して見せて、ジョンがちょっと動いたように見えるとことかグッときますね。

そして最後にカラーフィルムで普通に動く若きジョージにさらにグッときます。

M-8 Because

2009年版が音が高く聴こえて、この2019年版が若干音が低く聴こえる。気がする。イメージとして、だけれど。

私だけかな?

2009年版はフラットな音像で、並列な感じで、乾いていて硬くて高い。

2019年版はディープな音像で、丸みがあって、ウェットで柔らかくて低い。

まるで正反対なんですね。

あくまで私の感覚的なものですが。

このビコーズも全体的に、上記のような違いを感じますが大きな差はあまりないようにも思います(どないや)

M-9 You Never Give Me Your Money

はぁぁぁぁ……。音、いい。

ポールをビビッドに感じられますねぇ。

イントロのピアノからして、音が全然違う。

今の私の耳に自然に響くのは断然2019年版ですね、不思議だけど。

2009年版はそれまでのアナログ・レコードの音の方に忠実に作られていたはずで、子供の時からそっちの方が随分と回数聴いているのにね。

めっっっちゃ、しっくりくる。こっちの方が。柔らかい。

2:28あたりからの左右に振られてるリズム・ギターがよくドライブしてる様が感じられてきもちいい!

あとアウトロの

One, two,  three, four, five, six, seven

All good children go to heaven

のとこ、大きくなって分離されてクリアになってるから、ほんとそこでジョンが歌ってるみたい。

あとアウトロで前はオフになっていたギター・リフが長いこと聴けて新鮮。

です。

このギター、ポールが昨今のライブでこの曲を演ってる時に聴いたよことあるような感じ。

このオリジナルの時にちゃんとこうやって弾いてたんだなぁ。

このように新しい音が聴こえてくるにしても、アウトロでちょろっととかそういう感じなので、大きくそのイメージが変容しないように気をつけられてると思います。

M-10 Sun King

2009年版ではリンゴのバスドラが結構主張してるんだけど、2019年版はギターがメインって感じでフューチャーされてるから、聴き比べたら割と違いを感じる曲ですね。

歌詞が出てきてからのオルガンも結構存在感大きくなってる。

ウェットになったから、この歌の音の世界により合ったものになっているように感じます。

M-11 Mean Mr. Mustard

これも2009年版のソリッドな感じとは違い、全体的にふくよかになってて面白い。

0:51あたりからの

Only place that he’s ever been

のとこ。

最後のジョンの びぃぃ〜ん(んなっ)って感じで、2009年版とか過去のヴァージョンよりそこの声が、より大きくフューチャーされてて、そのことで、よりジョンの息遣いが感じられます!

めっちゃ細かいとこなんですけどね。

ほんとめっちゃちょっとのとこなんだけど。

ずっと聴いてきたものだから、こういうちょっとした差異でも喜べるビートルズばかでございます。

10年振りのお祭りなもんで、許してください。

M-12 Polythene Pam

イントロのじゃーんじゃーんじゃーんってギター。

なんてことでしょう。2019年版聴いた後に2009年版を聴くと、すっごい不自然なミックスに聴こえてくる!

じゃーんじゃーんじゃーん

のあとの だだだだ、のとこの音の振り方とか、2009年版はなんか変!あれれ?

2009年版はアナログ・レコードの音を活かした音作りだったですよね、確か。

てことは、そっちの方がもう何百回と聴いてきて親しみがあるはずなのに…。

この現象はなんだ?ジャイルズの親父越え現象ととりあえず名付けることにしよう。

あと、0:47Great! 以降、ポールのベースが小節終わりにトゥーン!ってなるのがよりクリアに聴こえるようになってるのもうれしい!

M-13 She Came in through the Bathroom Window

最後の Didn’t anybody tell her? の後のギターのメロが、ポールのソロ作『ロンドン・タウン』とか『バッグ・トゥ・ジ・エッグ』あたりで出てきそうな雰囲気を持ってる。でもジョージなんですよね、これ。

この箇所も以前はこんな意識して聴いたことなかったな。

でもめっちゃいいですね、このジョージのギター。

聴き直してみると 2009年版も普通に聴こえてました(苦笑)

ポールのブリブリベースにばっか耳がいっていたのかもです。

M-14 Golden Slumbers

あかん、泣けてきた…。

この曲のポールのヴォーカルは「マックスウェルズ・シルバー・ハンマー」で見せたようなわざとらしさや、これみよがしなところが一切なく、真摯で心を打ちます。

特にサビ。

Golden Slumbers fill your eyes

ごーーーー(る)でんすらんばーすふぃりょぉーあーいず

あーいず がね、ヤバイ。泣く。

Smiles await you when you rise

すまーーーーぞうぇーきゅうぇーにゅうおらぁい

のとこはかなり声潰して迫力あって、作為的すれすれだけど、でも大丈夫。

ちゃんと最後まで真摯に歌い上げることに成功してる。

こんなに何百回、ヘタしたら何千回?聴いて、まだまだ感動くれるとかどんだけ…。

もうリミックスの話じゃなくなってますが。

M-15 Carry That Weight

はい、もう感動が止まりませんよ。

なんたって『アビー・ロード』のB面のメドレーだもんね。

Boy you gonna carry that way

のコーラスが2009年版より少し分離がよくなって、それぞれ4人の声が聴こえててくるようで、音がふくよかになってる。

それがまた、泣く。

2009年版は4人で1人、みたいなコーラスだったけど、2019年版は4人それぞれが聴こえてくる。

ジョンが見えて、リンゴが見えて、ポールが見えて、ジョージが見えてくる。

ほんの少しの違い。ひょっとしたら思い込みかもだけど。

M-16 The End

やはりリンゴのドラム・ソロは2009年版より生音っぽく感じる。

ところでこの曲のポール→ジョージ→ジョンのギター・ソロ大会のパートにさしかかると、私は必ずといっていいほど思い出すエピソードがある。

中学生の時、私はビートルズが好きすぎて彼らのファンクラブに入っていました。

ビートルズ・シネ・クラブ(当時)は大阪でも年に何回かフィルム・コンサートなどのイベントを行なっていました。

周りに誰もビートルズ・ファンはいなかったので、1人で行ってました。

で、そのフィルム・コンサートの会場で座って、映画が始まるまでの間、物販コーナー(これが楽しみだった)で手に入れたブートのテープや、筆箱などニヤニヤして見ていると、後ろから若い男性3人組の会話が聞こえてきました。

曰く、おれがあのジョンのソロを弾くんだ、いや俺だ、じゃあ俺はジョージだ、いや、しかしほんまあそこのパートは聴いてて熱くなる、などなど。

私はその話で初めて、あの「The End」のギター・ソロが1人で奏でられているわけではなく、3人がバトる形で交互に弾いていたのだと知ったのです。

よく聴けば、1人で弾いてないことはわかりそうなものだけど、そこまでちゃんん聴けていませんからね、当時。

で、すごく面白いなぁ、やっぱりビートルズの曲は深いなぁ、なんて1人前の席でほくそ笑んでいたのでした。

あの頃は今のポール人気は嘘のような、”ジョンが神様”、”ポールはダメ”って時代で(80年代後半)、会場にはジョンのマネして丸メガネかけてた兄ちゃんがいっぱいいたなぁ。

思い出すだけで微笑ましいし、甘酸っぱくもなる。

あの時の兄ちゃんたち、『アビー・ロード』の50周年記念盤はもう聴きましたか?

M-17 Her Majesty

はい、もう長いことリミックスの話から外れていましたが、もうそんなことどーでもよくなってくるのが『アビー・ロード』です。

『アビー・ロード』ってだけで結局、熱くなってしまうのでした。

まぁメドレー曲群自体、それほど2009年版との大きな違いは感じなかったように思います。

ただまぁやっぱり音が今風にいいから、心に届いてくる感動も、さらに大きなものにはなっています、やっぱりね。

次はディスク2のセッションズ、そうアウトテイク集に続きます!

モスコ

…でもね、まだまだ『アビー・ロード』本編、そう!2019 ステレオ・ミックスに浸りますよ。

「ハー・マジェスティ」的オマケ:『アビー・ロード』ちびすけの反応

夕方、うちのちびすけ(7歳)が学校から帰ってきたので、こう伝えました。

「おかあさんは、今日は1日中、1人でお祭りしてたんよ」

「え!なに!?どんな風にー??」と案の定食い付いてきたので

「”びーとるず”のこの”あるばむ”(と、ジャケ写を見せる)が、いい音であたらしくなって今日はつばいされたんだよ」と伝える。

「えー?どんなん?音いいの〜?」とこれまた案の定食い付いてきたので(もはや誘導尋問 苦笑)、ホラっとiTunesのプレイボタンをぽちっ。

すかさずジャケを大きく見せることも忘れずに(音と絵の体験刷り込み刷り込み)。

「へぇ〜、めっちゃ音いい〜〜!」

ふふふ、そうだろう、息子よ。

この音の良さがお前にもわかるか。

このアルバムはな、そもそも今から50年前にビートルズがさいごのアル… って、えぇ〜〜っ!もうYouTubeのあほあほなゲーム実況見てるやーーーん!チーン。

ま、でも少しはなにか刷り込まれましたかね?(ヤらしい親です)。

でも実はね、普段私は子供に対して自分の好きな音楽をほとんどオススメしませんし、あまり聴かせません。

変に影響を大きく受けて欲しくないからです。

でもビートルズだけは聴いてほしいと、産んだ時からずっと思っていたけど、それも自然の流れにまかせりゃあいいかねぇと呑気に構えていたのですが…。

これだよ、今だよ、このタイミングだよ。グッタイミンだよ。

これを逃す手はない。

こんな素晴らしい『人類の宝』の感動は、やはり体験してほしい。

ちびすけにも負担にならない程度に、嫌がられない程度に、家でも自然〜に流していこうと思いました。自然〜に。

そして息子がいつかおっさんになった時に

「『アビー・ロード』の80周年記念盤、やべぇ!」って興奮して1人祭りする時がくるのならば。

おかあさんは、なによりしあわせです。

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