『オザークへようこそ』シーズン2感想と来たるシーズン3への期待

※ネタバレありです

いやぁぁぁ…。シーズン2になってさらにダークにえげつなくなって参りました!(いいぞもっとやれ)

NETFLIXオリジナル・シリーズ『オザークへようこそ』のシーズン2!

全話観終わりましたー!

とにかくバディがいなくなって切ない寂しい悲しい

まずね、ここです。

シーズン1からそうだけど、『オザーク〜』って

「え!この人死んじゃうの⁉︎(殺しちゃうの⁉︎)」

「もったいなすぎじゃ…」

と思うこと多いんですよねぇ。

シーズン2の一番のもったいなすぎは、このバディですよ。

家の地下にもともと住んでたおじいちゃんね。

ストーリーが進むにつれ、妻ウェンディも心を許して一緒に夜飲み明かしたり。

長男ジョナにとっては、両親が(悪事で)不在がちなところをうまく埋めてくれた良き大人の友達になったり。

カルテルとか怖い人来ても、ショットガン構えて助けに来てくれたり。

もうこの人なしではバード家の存続すら怪しいってほどに、精神面でも警備の面でも、なくてはならない人だったのに…。

初登場シーンから、いつかいなくなる人、っていうのはわかっていたのだけど、寂しいですね。

バード家の人々と共に、彼がいなくなった後のエピソードはどこかぽっかりと穴が空いてしまったような、そんな気持ちにさせられました。

妻ウェンディの覚醒(怖すぎ)

そしてそして、このシーズン2の一番の見どころといえば!

そう、この妻ウェンディのシャキーンと覚醒した様ですよ!

しかも悪事の方に覚醒したというね!

1作目ではまだまだ普通の奥さんの少し黒い面が見えちゃってますよ、くらいのもんだったのに。

いつの間にか、夫のマーティすら飛び越えて、一番肝が座った悪いヤツになってるではありませんか!

しかもにこーって笑いながらさ!

そりゃね、あれだけの悪事を働いているのに、途中でどうしても道徳感だとか義理人情が中途半端に出てきて、ワルになりきれないマーティ。

そのマーティの中途半端さゆえに、いろいろ話しがややこしくなるのがこの『オザーク〜』なのですが、シーズン2ではストーリーが進むにつれて、このウェンディが気持ちいいほど、その半端な正義をバサーって切り倒していきます。

小気味いいですねぇ。

口八丁なのはマーティと一緒なのだけど、そこもなんかうまいんですよね、マーティより。嘘つくのが。

あの牧師さんに誘拐されてからの2人のやりとりとか、ほんとこの人の狡猾なとこが出てて。

ずるいし、小賢しいし、憎たらしいし、だけどギリギリにちゃんと感情移入できるウェンディ。

こんな複雑な役をいとも簡単(に見える)に演じるローラ・リニーのすごさ!

彼女の大当たりの役柄となりましたね。

主役のマーティはより人間的に。だけど影が薄くなってる⁉︎

そんなウェンディと反比例するかのように、少し元気がなくなってきた主役マーティ。

だけどより人間らしさはシーズン1より少しづつ出てきましたね。

ホテルの主人であるレイチェルとのほのかな恋模様は、人間マーティ・バードを初めて見るようなシーンばかりで、ちょいとよかったです。

だけどねぇ、だけど!

あの牧師さんの事故というか事件というか…。

あそこはああしないとダメだったかなぁ。

正当防衛の範疇ギリギリだしなぁ。

ちょっと感情移入しにくいキャラになってしまったように思います。

しかもその後、遺された息子のエゼキエルと名付けられた赤ちゃんを感情爆発殺人鬼レディー、ダーリーンに渡しちゃうとこなんか、ダメダメやーん。

絶対取り返してみせるわ、なんて言っちゃってるウェンディの方がダーク・ヒーローっぽくて断然かっこいいです。

果たしてシーズン3ではお父さんの面目躍如となるか⁉︎

娘シャーロットと息子ジョナのそれぞれの成長

娘のシャーロットはですね、例えばラングモア家の同世代のルースやワイアットなんかのラングモア家の面々と比べると、まだまだお嬢ちゃんで、甘くて弱くてダメなんですよねぇ。

まぁだからこそ、ルースたちの強さや切なさがよりくっきり浮かび上がってくるのですが。

でも一つだけ彼女が唯一のまともな人かもしれないと思わされた件がありました。

それは、彼女が自らの意思で親権放棄を親にお願いしたところ。

つまりこの家族、というか両親ですね、は犯罪に手を染めすぎていて、嘘の塊の中生活していると。

もうこんな場所ではやっていけないということで、親権放棄してもらって一人暮らしをすると言いだしたのです。

そこ観て「超マトモ!」って思いました。

ほんとおかしすぎですもん、この家族。

犯罪がどんどんエスカレートして、なんでもありになった分、普通の家族としてやっていくには随分と歪みが出すぎてしまってきてたんですよね。

だからそんなタイミングで独立したいって、めっちゃマトモな判断ができる人物なんだなぁと。

ただし、褒められた行動でないのは、ワイアットと比べるとこれまた如実に浮かび上がってくるんですよね。

だって、ワイアットは大学に合格しても弟のスリーは置いていけないからもう1年待つ、って言ったんですよ?

この違いですよ。

シャーロットは平気で弟のジョナを置いていけちゃう。

まぁある意味、生き物として強いんでしょうけどね、その方が。

で、そんな対照的なシャーロットとラングモア家のワイアットですが仲良いんですよね。

そこもシーズン3でどうなるか見どころの一つになってくるのではないかと思います。

あと、ジョナがどんどん男前になっていってるー!(そこ?)

シーズン3では坊主頭のままかな?

坊主頭、ちょっとオフビートな感じがジョナにぴったり似合っていました。

だんだん彼もいかれちゃったミニ・マーティ・バード的な資質を発揮しだしていて、楽しみですね。

呪われたラングモア家。今後のルースの行く先は?

さてさてラングモア家では、シーズン1に引き続き、犠牲者が出てしまいましたねぇ。

だけど、誰が見ても自業自得だよ、父ちゃん。

弟のラスが少し繊細な部分もあるところを匂わせていましたが、この父ちゃんはほんと典型的な粗野なホワイト・トラッシュ、プアー・ホワイト出の犯罪者。

犯罪にしか手を染めてきておらず、そういう生き方しか知らないんですよね。

よくぞそんな親から環境から、ルースみたいな人物が出てこれましたよね。

健気であっぱれだぞ、ルース!

だけどそんなルースも、一番欲しかったのは、お金でもなく地位でもなく、この父の愛情だったのですよね。

怖くて憎くてどうしようもない父。

だけど一番愛してるのも、愛して欲しいのも、また父なんですよね。

どんなにロクデナシであっても。

遺体設置所での最後の対面シーンには胸が痛くなりました。

ルース演じるジュリア・ガーナーも唸るほどうまいですね。

ほんとこのドラマは女性が映えるドラマだったんだなぁ。

ダーリーン・スネルとかいう怪物

女性が映える、と言えばこのスネル家の殺人鬼嫁ダーリーンも、このシーズン2で随分と深いところまで描かれるようになり、怖い魅力が増しましたよね。

あの養子縁組を希望する場面の待合場所で、子供に変な顔してイーってしてたのが(しかも何度も 笑)もう可笑しくて可笑しくて。

怖すぎて変すぎて笑っちゃうというか 笑

あそこから少しこの人物にすら感情移入できるようになったんですよね。

あ、子供好きなんだ、とか。

こんな風な妙なユーモアセンスあるんだ、とか。

余計に怖いけど 笑

このシーン、大爆笑しちゃいました。

夫のジェイコブ・スネルがメロメロになってしまうほどの何物にも束縛されない自由さや可愛さが、彼女にはあるのですね。

正直なだけなんですよね、自分の欲望や感情に。

それが怖いけど 笑

シーズン2では、ダーリーンは一体どうなるのでしょうね。

本人的には赤ちゃんくれたら大人しく引き下がる的なことを言っていましたけど、ウェンディが赤ちゃんを取り返しにくるでしょうし、カルテルともまだまだ一悶着あるかもだし。

まだまだダーリーンから目が離せません。

とまぁそんなわけで、シーズン2の感想でした。

シーズン1でお披露目されたキャストたちをより深く掘り下げ、新たな魅力が見出せたシーズン2だったと思います。

象徴的にシーズン1よりも、すごく画面が暗いシーンが多いんですよね。

でそこがよりダークになったことを表しているように思います。

総じてシーズン1よりも楽しめました。

そんなわけで引き続き楽しみで仕方ない『オザークへようこそ』シーズ3も2019年に配信されることが決定しています。

うん、今から楽しみだー!

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