『クィア・アイ』Netflix は大感動ものの人間劇場だった

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クィア・アイ Queer Eye の意味とは?

番組タイトルの『クィア』=セクシャル・マイノリティ。この番組ではゲイのお兄さん5人

『クィア・アイ』=ゲイのお兄さん方の優れた視線、センス、って感じで私は捉えました。

一般的にセクシャル・マイノリティの方の美的センスは優れてると聞くし、実際アートな方面で活躍されている方が多いですよね。

で、中身ですが、この5人(通称:ファブ・ファイブ=Fab 5!)が、いろんな悩みを持つ人々(男女問わず)の元へ行き、サブタイトル通り、外面はおろか内面までもガツンと変えて、人生を素敵に改造するリアリティー番組です。

私はタイトル、およびサブタイトルになんだか惹かれ、軽〜い気持ちで見始めたんですが、もーダメでしたね。

めっちゃよくて…(´;Д;`)

泣き虫の私はもうぐぅぅぅぅぅっと涙が止まらなかったです。

これはちょっとほんと若い方にももちろん見て欲しいんだけど、ちょっと疲れたお父さん、お母さんにはさらに是非見ていただきたいですね。

カタルシスを得ることができ、自分もちょっと変わってみようかな、なんて前向きな気持ちになれますよー٩( ᐛ )و

NETFLIX導入までの、ある専業主婦の葛藤

NETFLIX は私みたいなアメリカ大好き人間からしたら、他のVOD(ヴィデオ・オン・デマンド)より、一番取り入れたかったVODだったんです。

なぜならオリジナル・ドラマの評判よかったんだもん。

聞いたことなくて面白そうなドラマがいっぱいあってね。

わかってはいたんだよ、ずっと前から。

NETFLIX、めちゃよさげっていうのは。

でもトライすることに躊躇してたんですよね。

で、特にこういう自分の趣味というかお楽しみを新しく手に入れることに、今まではね若干の罪悪感があったのです。

専業主婦のしょーもない遠慮っていうかね。

自分に稼ぎないし、余計なことはしないでおこう、とか。

なんか変に卑下してたんですよね、自分のこと。

だけど、初月は無料なんだし、気にせずトライすればよかったんだよ。

だし、「ひかりTV」に入っているから、とか思ってNETFLIXは諦めてたんですけど、逆にNETFLIXに乗り換えてもいいわけで。

こういった単純なことも冷静に判断できないほど、なんか目も心も曇っていたのかな?

この変に遠慮する感覚はブログを始めて、消えつつあるというか。

はっきり言えるのは、以前よりも物事に積極的になりましたね。

全てブログに生かすつもり、っていう大前提もあるし、大げさに言うと、自分の人生を自分らしく思い通りに生きる、っていうのかな。

ブログを書き始めての大きな心境の変化が出てきたんですよね。

こういう変化が自分で嬉しいし、なんか毎日頑張って生きてる感も少し感じつつあって、毎日非常に生きがいがあるっていうか。

もちろんブログの世界はそんなに甘くはないので、今は見て頂けている数が少なく、PVも下がり続けたりすることもあるので、思ってた以上に落ち込むことも多いんですね。

でも、それ含め、やっぱ実際動くと、ブログ書くと、楽しいです。

…とまぁ、なんでこんな人生論めいたこと書いてるかっていうと、やっぱりこの番組が書かせているんですよね。

超翻弄される私です 笑

サブタイトル通り、外面も内面も徹底的に改造!

あくまでイメージ画 笑

で、この番組まじですごいのが、本当に外面も内面も徹底的に改造する!ってとこなんです。

日本にも似たようなことやってるバラエティの番組あるんですよ?

関西ローカルの番組のコーナーの一部で、髪型とファッションとメイクを変えて一般の人を変身させたりするの。

(もしかしたらこの番組の初期のオリジナルの方を見て、ヒントを得ていたのかもしれないですね)

もともとそういうの好きでよく見てたんですよ。

でもね、内面までは変えなかったんじゃないかな、残念ながら。

その内面を変えるってことと、そのやり方がね、非常にアメリカらしいなぁと感じてうらやましかったのです。

例えば私が見た、第3シーズンの第1話なんですけど、ある女性がターゲットなんです。

第3シーズン 第1話の依頼内容とは?

右の彼女が今回のターゲット

彼女は現在49歳。

再婚した夫にとても愛されていて、刑務所の看守の仕事も、畑仕事も、夫と共通の趣味である狩りも、非常に楽しんでいるのですが、ある1つの悩みを抱えています。

それは、自分のルックスに女らしさがないということ

メイクは美容液とマスカラのみ、髪に至っては、もう何十年も美容室に行ってないのだとか。

もちろん染めるのも自分で染めている。

着る洋服は99%カモフラージュ柄。

子供の時から兄弟は男ばかりで、男の子みたいに育ったいわゆるトムボーイらしいのです。

そのため、いまさら女性らしいおしゃれをしようとしても、どうしたらいいかわからず、コンプレックスに感じています。

彼女は言います。

内面は自信があるのに、外見的に全く自信がない。

そう感じる妻に、君は美しいと伝え続けながら献身的に支えてきたご主人が、今回の依頼主。

いわく、彼女に彼女自身の美しさを知ってほしい、そして自信を持ってもらいたい、との理由でした(ここだけですでに泣ける!)

そこで立ち上がるのが我らが5人!(まだ1回しかみてませんが…)

ファブ・ファイブ(Fab 5)のそれぞれの担当とは?

左→右 ファッション担当・インテリア担当・美容担当・フード、ワイン担当、カルチャー担当
  • ファッション担当:タン・フランス
  • インテリア担当:ボビー・バーク
  • 美容担当:ジョナサン・ヴァン・ネス
  • フード、ワイン担当:アントニ・ポロオスキ
  • カルチャー担当:カラモ・ブラウン

とまぁ、衣食住余すところなく面倒を見てくれることになっています。

で、彼たちが素晴らしいのは、その担当のことだけではなく、先ほども書きましたがそれらを通して、内面の改造にも大きく手助けするところ。

例えば、ファッションや美容担当

ファッションや美容なんかは、女性が特にそうだと思いますが、そこをプロにめっちゃ素敵にしてもらうことで、新しい自分を知り、もうそれだけで自信を持てるものだと思うんですよ。

実際、ルックス的にも彼女はゴージャスにセクシーに大変身します。

でもそこだけに飽き足らず、彼らファブ・ファイブの言葉や与える影響はは内面にもグイグイ食い込んできます。

例えば服のチョイスのにくいこと!

中性的な彼女に無理のないようなめちゃくちゃシンプルなTシャツとジーンズを選ぶのです。

そしてそれが超かっこいいの!

シンプルゆえに、シルエットをすごく考えているのだと思うのですが、彼女のスラっとした脚と豊満な胸など、女性らしさを強調されたかなりピタッとしたもので。

そこが見事にイケてるんですよ。

彼女がコンプレックスに思っていた自身の女性らしさを、もともと持っているんだよ、こう着るだけでこんなに素敵になるんだよ、ってスマートに教えてくれましたね。

あとフード、ワイン担当

この人は、彼女が行ったことのない気後れしてしまうようなおしゃれなレストランに、彼女をわざと連れていきます。

そしてそのレストランで、まったく気後れなんて感じなくていいんだよ、堂々としてればいいのさと伝え、彼女と2人、でっかいロブスターを頼んで、手でちぎってムシャムシャ食べるんです。

身を持って体験させてくれ、マインド指南までしてくれる。

少し恥ずかしそうだった彼女も最後には「もっとこういうところに来たいわ」と心から喜んでいる姿が見れました。

そしてカルチャー担当

ここがどういうアプローチをするのか、非常に楽しみだったのですが…!

結果、やられましたねぇ、見事に。

素晴らしかったです。

彼女が自信のなかった、自らの女性性。

彼女は同性の友達がいないんだそうです。

きっと自分の中のコンプレックスが、女性の友達と親密になることを避けさせていたのでしょうね。

でも、ここでカルチャー担当の人は、そこにズバッと向き合うことを求めます。

15人くらいの様々な経歴、年齢の女性を集め、グループセッションを開催するのです。

そして自己紹介的に、1人1人自分の自信を持っていることを彼女に伝えます。

ある人は、自分の優しさ、ある人は自分の内面の素晴らしさ、ある人は自分の個性、自分らしさ、ある人は自分の繊細さ、などなど。

このグループセッションが終わる頃には、様々な女性のそれぞれの自信のあるところの話を聞き、自らも自信を持っている部分を話すことによって、彼女は女性であることそのものに、自信を持てていたように思います。

それこそが狙いだったのでしょうね。

彼女が今後、同性である女性に臆することはないのではないでしょうか。

このようなグループセッションの経験は、彼女に多くの気づきをもたらしたことでしょう。

もともと外面も内面も美しかったのだという素晴らしいオチ

家族と再会するところをみんなでこうやってワクワクで見ます

そして1週間後、身も心も素敵に変身したところを、まずは家族に見てもらいます。

まぁ泣くよね、家族(私もボロ泣き)

嬉しいですものね、本来の輝きを取り戻し、コンプレックスに思っていたところを逆に良い方に活かしてもらっていたりと、そういう姿を見ると、家族でなくても泣いちゃいますよ。

そしていよいよ依頼人である旦那さん。

旦那さん自身もおしゃれなスーツを着て、変身していましたが、まぁ喜んでましたねぇ。

わかっただろ、自分の美しさを

僕はずーーーっと言っていただろう?

とかなんとかドヤ顏で言ってましたねぇ 笑

でも本当にこの旦那さんが奥さんのことを愛していて、そこもうらやましかったですね。

非常に美しい夫婦愛でした。

彼女のこれからの人生は、今までも最高だったのだろうけど、さらに最高に素敵なものとなることでしょう。

自分のことを改めてよく知り、もともと持っていた良さを存分に引き出してもらい、自然と素の自分に堂々と自信が持てたんですからね。

現地で出ているこの番組のハードカバー本のサブタイトルが、まさにこの番組の真髄を表していますね。

曰く…

Love Yourself. Love Your Life.

いやぁ、ほんとええもん見ちゃいましたよ〜。

何かが浄化されたような清々しい気持ちになりました。

自分を愛すること、それも嘘偽りのない素直な自分。

ターゲットの葛藤やコンプレックスなど、きっと色々自分のことにも置き換えて見ることができるから、気づかされることも非常に多いのです。

きっとあなたもこの番組を一度見れば、彼らに改造してほしい!とか、こういうとこ変えていこう!とか、清々しく思っちゃうこと請け合いの番組でした!

全力でおすすめです!!

予告編だけでもグッときますよ!↓