椎名林檎『三毒史』全曲感想!後半

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まず『SONGS』感想から

6/1(土)NHK『SONGS』椎名林檎 、みなさんはご覧になられましたか?

私は今観終わったとこで、その余韻の中でこの記事を書いてまーす。

林檎ちゃん、やっぱ素敵や。

すごく「考える」人なんですね。

なので、の、このアルバムの様式美。納得しました。

良きライバル、宇多田ヒカルちゃんとはやっぱり究極に成り立ちが違うアーティストなのだなぁと(ヒカルちゃんはもっと本質的でプリミティブなタイプだと思う)。

で、林檎ちゃんの考えていることは、ものすご論理的で、客観的で、ほんとプロデューサー気質なんですね。

改めて、今更だけど強く思わされました。

番組中のインタビューも「生」に関しても、「死」に関しても、「健康」に関しても、考え抜いて考え抜いて20年間アーティストとして表現している人ならではの言葉の選び方で、なんかこう聞いてて元気出ましたね。

ほんと少し先を行く人の真っ当な言葉、っていうものは大変元気がもらえるものなんです。

自分と同世代のアーティスト(というより明らか年下ですけど)の中で、ほんとこの椎名林檎ちゃんと宇多田ヒカルちゃんは、暗闇をより暗く際立たせたりまた明るくしたりする、この時代になくてはならないアーティストですね。

来たる2020東京オリンピック、林檎ちゃんがどんな景色を我々に見せてくれるのか、ひっじょーに楽しみすぎですし、林檎ちゃんを選ぶ日本はすこぶる頼もしいと思います!

さて、アルバム後半の曲の感想いきます!

M-8「長く短い祭」椎名林檎と浮雲

これは2015年8月にリリースされた際、AppleMusicで聴きまくってました。

2人のヴォコーダー声とメロディがクセになる曲で、コカコーラのCMにもとてもぴったりの清涼感ばっちしの夏曲。

めっちゃ聴いてたけど、詳しいことはなーんも知らなくて。

この記事書く際調べて(つまりついさっき)

浮雲=長岡亮介という人=東京事変のギタリスト=星野源のギターの人etc…

と知ってびっくり。はずかしいというのもはずかしい。

あーあの人ね!て遅いねー。

M-9『至上の人生』

このプロモーションビデオは林檎ちゃんのイイ女っぷりに釘付けになっちゃう。

そして曲は壮大かつシンプルで、人生の秘密を暴いているような。

ロマンチックでぞくぞくくるようなありえないほどの名曲。

前作『日出処』収録の「ありあまる富」に匹敵する素晴らしい曲だと思います。

この大名曲がしれっとこの位置に座していることで、この『三毒史』というアルバムがグッと締まるんですよねぇぇぇ。

あと歌詞的には正しく「TOKYO」の後日譚としてのこの位置なのかなぁとも。

あのヒリヒリと痛い孤独と、この灼けつくような2人の情熱は、同質であると感じます。

個人的ベスト曲。

M-10「急がば回れ」椎名林檎とヒイズミマサユ機

ほぅほぅ(また今ヒイズミマサユ機氏について調べた)_φ(・_・

面白い曲だけれどこのアルバムの中では、至極真っ当な大人しめの曲に聴こえます。

M-11「ジユーダム」

林檎ちゃんが心酔しているNHKの情報番組『ガッテン!』のテーマ曲。

この番組が提供する「頓智(とんち)」を愛するのもまたプロデューサー的な情報編集力抜群の彼女ならではの所作ではないかと。

この軽さ明るさはこのアルバムの中では貴重。

M-12「目抜き通り」

この曲についてインタビューで林檎ちゃんが「マービン・ゲイとタミー・テレルのデュオを意識して作った」的なことを言ったのを知って、なるほど、この2人の声の鳴り方!と膝をポンポンポンッ!!と打った私でした。

そして前よりこの曲がうんと好きになりました。

もともと、こういうザッツ・エンターテインメント的なことをしてくれるアーティストは日本にはほとんどいない故、もう手放しでもともとも喜んでいたのですけどね。

ちなみに私は日本で5本の指に入るであろうタミー・テレル好きです。

誰も聞いてないけど。

この位置にこれがあるということは、ある種の人生の走馬灯を見ているような感覚もあるのかしら。

M-12「あの世の門」

そうしていよいよあの世の門についてしまいました。

ここまで来ては泣いても笑っても、この世には戻ってこれません。

だけど、アルバムならまた戻ってこれる!

またこの世の門、Gate of Lifeに戻って、一生を繰り返すのです。

賑やかしい、孤独と、情熱と、この奇妙で興味深い、生きるに値する生を。

リピートするでしょう

何度も、何度も。

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