『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』熱い感想になってしまった…

冬休み、小学校低学年男子である息子に熱烈にリクエストされ観に行ってきましたっ!

おなじみの『妖怪ウォッチ』シリーズから派生した新たなキャラクターたちの新たなストーリーのこの映画。

小学生・低学年男子の反応は?

そして半ばむりやりお付き合いさせられた親(わたしです !)の感想は!?

 

製作総指揮・原案・脚本:日野晃博

監督:高橋滋春

配給:東宝

 

あらすじ

トップクラスの能力を持った者だけが入学できる超エリート校「Y学園」に通う寺刃ジンペイは、学園が新たに設けた謎の選出基準「YSP」に則り、学園の「不思議解明ミッション」に挑むことになるが……。

 

モスコの採点

『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』
(3.5)
モスコのひとこと

ネットなどでは評価低い感想が多くて確かに難ありだけど、わたしは好き!

バカバカしくって、なにも考えずに気楽に笑える楽しさ・愛おしさがあります

日野晃博さん始め、制作陣の新しいことにチャレンジし続ける姿勢がいい!

 

 スタッフ・解説

スタッフ

  • 製作総指揮 / 原案・脚本:日野晃博
  • 原作:レベルファイブ
  • 連載:月刊コロコロコミック
  • 妖怪&キャラクターデザイン原案:長野拓造、田中美穂、板橋由里子
  • アートコンセプト:梁井信之
  • キャラクターデザイン:山田俊也
  • 音楽:西郷憲一郎
  • 監督:高橋滋春
  • アニメーション制作OLM TEAM INOUE
  • 主題歌:ピンク・レディー「メテオ」

 

これまでの妖怪ウォッチ・シリーズの映画では、ここ最近の2本『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』と『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』、そしてこの『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』の3本が妖怪ウォッチ・シリーズのクリエイティブプロデューサー・企画・シナリオ原案者である日野晃博が脚本を書いています。

最初は外部にある程度任せて、で、ここにきての日野氏の妖怪ウォッチに対する本気、集中度が見れて面白いですね。

主題歌も魅力的

また、この映画の主題歌をなんと!あのピンク・レディーが歌っています!

この曲、一度聴いたら、頭から離れなくなるやつです。

 

 

作詞・作曲のナユタン星人とは一体だれ!?

ナユタン星人とは、VOCALOID楽曲を公開している宇宙人のボカロPである。

2015年7月1日、「アンドロメダアンドロメダ」を投稿しボカロデビュー。
3分程度の短めの曲や、キャッチーなメロディが特徴。
動画内のイラストも自身で描いている。
動画内のキャラクターは「アンドロメダ子」「アンドロメダ男」などの愛称で親しまれている。

ニコニコ大百科(仮)より

ほー。ボカロの人なんですね。ボカロとか全く詳しくないのですが、この曲はピンクレディーらしさがよく出ており、良曲でした。

エンディングで流れてきたとき、また劇場内が最後にひと盛り上がりするのに一役買っていました。わたしもテンション上がりましたよ!

今も昔もピンク・レディーは偉大!

出演者・解説

声の出演者

  • 寺刃ジンペイ:田村睦心
  • 玉田マタロウ:井上麻里奈
  • 小間サン太夫/リトルコマンダー:遠藤綾
  • 姫川フブキ:戸松遥
  • 雷堂メラ:増田俊樹


寺刃ジンペイ:田村睦心

主人公のジバニャンであるところの寺刃ジンペイは、声優さんが田村睦心さんという方に変わっていてました。

確かに、猫の声、ではなく少年らしいジンペイの声にして正解で、慣れ親しんでいた妖怪ウォッチの世界に、また新鮮さを感じられました。

昔の学園ものの主人公のように、熱くておバカでいいやつ、というのも単純に魅力的でしたね。

油断してるとすぐラップかましてくるジンペイ

ちなみに元のジバニャンの声優をされている小桜エツコさんは、今回別の役(というかゲスト出演みたいな感じ)で出てくるので、そこもお楽しみです。

 

玉田マタロウ:井上麻里奈

反対にキャラが変わっても、例えばコマさんなんかは声優さんが同じ人だったので、すぐに「あぁこの子はコマさんだ」とわかりやすかったです。

本編シリーズではあまり観られなかった寺刃ジンペイ(つまりジバニャン)とのそこに”当たり前にある友情”もうれしかったです。青春だなぁ。

 

コマさんは人間になっても癒しです

 

そのほかのキャスト

特別出演ゲストとして、芸能界からこの2人!

木村佳乃/メドゥーサ

事前情報を全く知らずに観たので、わたしは気付きませんでした!

もっかい意識して観たい!笑

 

渡部建(アンジャッシュ)/タベケン

こちらもまったく気づかなかったのがくやしいくらい、ルックスがそっくり!笑

唐突な登場の仕方や声優らしからぬ声に、きっと誰かさんであろうことは想像できたのですが…。しかも名前がヒントになっているのに!くぅ〜〜!

さらにUUUM所属人気YOUTUBERも本人キャラで参戦

UUUMというのは日本のトップ・ユーチューバーを数多く擁するマルチ・チャンネル・ネットワークで、最高顧問としてあのHIKAKINが名を連ねています。

そしてこの映画自体、UUUMが製作委員会で参加しているんですよね!

木村佳乃や渡部建に気づかないわたしが、このユーチューバー6人に気づくはずもない!苦笑

でも、彼らのYOUTUBE自体は子供を通してだったり、自分でだったりで観てておなじみの人が多いですね。

特にはじめしゃちょー、ミラクルぐっち、東海オンエア(虫眼鏡)、レオンチャンネルは知ってて、動画も観ています。

 

こういったテーマ曲に起用のナユタン星人といい、このUUUMのユーチューバー・コラボといい、時事的な目配せにも抜かりがない妖怪ウォッチであります。

 

『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』感想

さて、やっとこさ感想にたどり着きましたが…

冒頭の一言コメントでも書きましたが、わたしは思った以上に楽しめました。

ましてや小学生・低学年の息子たるや、大満足していましたね。

なにせ、なーんも考えずにすむ、下ネタのオンパレード、ばかばかしさの幕の内弁当(笑)みたいな感じで。

今までの妖怪ウォッチ・シリーズの映画版は感動するものが多かったのですが、ここにきて、このシリーズが元々持っているおバカなギャグ要素、行きすぎるくらいのパロディ要素などを全開にしてきて、それはそれは爽快なものでした。

でもあまりのバカバカしさに、世のお母さんたちはもしかすると「子供にこんな下品でおバカな映画、どうかしら…」と思う方もいるかもしれません。

というくらいには、終始はちゃめちゃ。

うちの息子は毎月、月刊コロコロ・コミックを超熱烈愛読する男子なため、わたしもそういったノリに慣れていて、もともと抵抗低めではあるんですよね。

”THE 低学年男子”なノリ、とでも言いましょうか。

さらにそこにわたしたち親世代(or 少し上かも)の子供時代に流行ったピンクレディーや変身戦隊もの、合体ロボットものなどの要素も大きくフューチャーされており、もはやどこに焦点を当てた作品かわからなくなるくらい、ゴタ混ぜでカオスでしたが、それもわたしは、またよし、でした。

ドラえもんやクレヨンしんちゃん、ポケモンなど、TVではバカバカしくっても、映画では結局感動ものに収束してしまう様に不自由さを感じるわたし。

一本くらいね、このバカで始まりバカで終わる大きなバジェットのシリーズがあってもいいのではないかと個人的には思います。

でないと、どこで息抜きするのよ、現代のこどもたち。

 

学園Yシリーズは笑いに焦点を当てたことが重要

映画タイトルには反映していませんが、この作品は”妖怪ウォッチJam”というブランドを冠した派生シリーズであり、2019年12月27日から放送が始まったTVシリーズ『妖怪学園Y 〜Nとの遭遇〜』と連動しています。

この映画の後日譚がTVシリーズとなります。

ちなみにこのTVシリーズの『妖怪学園Y 〜Nとの遭遇〜』は妖怪ウォッチ・シリーズとしては初めて、レベルファイブ代表取締役の日野晃博がシリーズ構成を担当するほど、力の入ったものだとも言えるでしょう。

日野晃博の言葉に、彼の思いが出ているので引用してみましょう。

皆さん、この「妖怪学園Y」に来ていただいて本当にありがとうございます。先ほどもジバニャンが皆さんに「面白かったか?」と聞いていましたが、今回どうでしたか? 「変なもんを観たな」って感じがありますよね(笑)? とにかく、子どもたちを含めて、元気になる作品を作りたいと思って今作を作りました。
「妖怪ウォッチ」の映画を観ると、結構、感動的な最後が多いですが、今回は、「みんなで笑ってほしい」と思って作りました。僕も実は、客席で一緒に観ていたんですが、笑いが起こっていたので安心しました。でも、お母さんたちにとっては「これ、大丈夫かな…?」というちょっとマズいキーワードもいっぱい出てきます。でも、「妖怪ウォッチ」六周年ということで、新しいことをやっていきたいし、原点に帰って、観てくれた人を元気にするコンテンツにしていきたいなと思っています。
そして、今回は前代未聞なんですが、皆さん、この映画の続きを観たくないですか?

日野晃博  公開記念舞台挨拶より

ご自分で「変なもんを観たな」っておっしゃってるのがおかしいですが、ほんと「変なもん」だったし「みんなで笑える」作品だということが重要だったと思うのです。

劇場では小学生と思われる男児たちが、やんややんやとツッコミを入れながら観ており(関西だけの現象かもしれませんが 苦笑)、笑い声も多く、その様子を感じただけでも、おばちゃん(わたしです)はなんか和んだし、楽しかったですね。もちろん、うちの息子が大喜びなのもうれしかったです。

そして笑ったあとは、日野さんが目論んだ通り、元気になりましたね。

笑いで元気を届けてくれることの尊さを感じます。

妖怪ウォッチシリーズの新しく変化し続ける姿勢

そして「6周年ということで新しいことをやっていきたい」ともおっしゃっていますが、こここそが、まさにわたしが妖怪ウォッチ・シリーズに肩入れしてしまう点なのです。

2013年のシリーズ最初のゲームから、初代のアニメ、そして今までと、ときには熱くゲームに熱中し、ときには遠くから観ており、付かず離れずで、その変容していく様を見ていましたが、まぁこれほどの人気シリーズでこれほどまでに守りに入らず攻め続けるシリーズも見たことない!っていうほど、変わるんですよ、この妖怪ウォッチは!

ゲームはそのハードやソフトの時代の進化もあって、同じシリーズでもシステム自体が変わっていくことはさほどめずらしくもないことは、ドラクエやポケモン、ファイナル・ファンタジー・シリーズなどで、みなさんよくご存知かと思います。

ただ!妖怪ウォッチ・シリーズはゲームだけでなく、アニメの方までガンガン変化させて、一つ所に留まらないんですよ。

主人公もケータ→イナホ→天野 ナツメ→寺刃ジンペイと目まぐるしく変わってきています。

その変化に視聴者が喜んでいるか、付いてきているかなんてのは二の次で、飽きられるのが怖いのかなんなのか、とにかく主人公も設定も時代も画風も、とことん変えてきます。

この学園Yシリーズは派生ブランドと言いつつも、アニメ放送自体、そしてコロコロ・コミックの漫画自体がこの学園Yものに乗っ取られるのだから、派生も何も、今の本流の妖怪ウォッチはこの寺刃ジンペイが活躍する学園ものにいやでもなるわけです。

このドライさというか大胆さんというか。

攻めの姿勢に徹する潔さが好きなんです。

シャドウサイドに変わったときに、あのかわいいルックスのジバニャンやコマさんはどこへやら、不気味なルックスに激変し、妖怪ウォッチはどこへいくんだなんてかなり不評だったみたいですが、作品自体の質は高く、その新しいものに挑戦する姿勢が非常に刺激的でした。わたしは好きです、シャドウサイド。

 

ここにきての日野晃博の妖怪ウォッチ・シリーズに対しての高まる本気度、見逃せません。

今回の学園Yシリーズ、人気が出て欲しいシリーズですし、なにより冬休みの子供たちにこの『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』を楽しんでほしいです!

 


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